昨日の「いのちの“選択”」では、「卵子凍結」に向き合う女性たちを取材した内容でした。
大阪市内の産婦人科で、卵子凍結セミナーに参加している方は、参加者の大半は、30代半ばの女性たちです。
卵子凍結とは、女性の体内から卵子を取り出して、-196度の液体窒素で凍結、妊娠が可能なタイミングでそれを解凍し、体外受精させて、子宮に戻すこと。
もともとは、がんなどの病気を患った女性たちが、妊娠するためにあったそうですが、およそ1年前、健康な女性も卵子凍結することができるようになったのだそう。
産婦人科の先生は「卵子凍結は、2014年から毎月2桁ぐらいのペースで増えている」と話されていました。
日本生殖医学会では、「採卵は40歳まで、子宮に戻すのは45歳まで」としている。
46歳の方で、卵子凍結を検討している方がいて、その見積もりが出ていて、4年間10個の卵子を凍結保存し、その後体外受精をしたとすると100万円前後になる
のだそうです。でも、妊娠の確率は、決して高くなくだいたい10%だそうです。
アメリカでは、2014年、フェイスブックやアップルが、1人あたり最大2万ドル(およそ240万円)を上限に、卵子凍結費用の補助を打ち出したとのこと。
また、インタビューを受けていた産婦人科においては卵子凍結をしている女性の半数以上が、40歳を超えているのが実情となっているそうです。
補助金もさることながら、やはり妊娠出産に問題のない年齢に普通に出産できることが大切。
と、ありました。
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考えることの多い内容でした。
そもそも、男性と女性の体の仕組みは違います。男性はどうやっても今のところ子供を出産することはできない。
もちろん、昔のように男性が働いて女性が家を守って・・と、女性が外で働くことがいけないとは絶対に思わないし、実際私も働いてきたけれど、
基本生まれついた役割があることを自然に受け止めることができる社会になると良いですね。
子どもを産む役割を頂いてる女性が出産をすることを、全力で応援できる安心した社会ができると良いですね。
いくら、子育て支援で・・と、政治的対策の話は出ていても、実際必要なところに必要な援助ができているとは私は思えない。
障害者の方や、介護の方も含めて、本当の意味での援助とは・・と、今自分の年齢になって改めて感じている私です。
ツッシーでした