今日は1月16日。小正月です。
この数日とても寒い日が続いてます。天気予報によると来週半ばまではこの寒波がいるそうです。
テレビをみていると、あのナイアガラの滝が凍っていましたね・・・
暦の上では、今年の大寒は1月20日。寒くて当たり前なのかもしれません。
昔私が小さいころの記憶ですが、実家では、お正月前に普通にお持ちをついて、また寒に入ってからの冷たい時期に御餅をついて
”かき餅”にしていました。この冷たい時期に作った”かき餅”はよく膨らむから・・と、亡くなった曾祖母や祖母が教えてくれた記憶があります。
”かき餅”とは、本来は鏡餅を割ったお餅のことらしいですが、我が家の”かき餅”は、ちょっとお砂糖が入っていて、1枚に広げてちょっと固まった頃、薄く切って干したものです。
赤や黄色の食紅を入れて、とってもきれいだったな・・・なあんてことを覚えています。
豆をいれたりもしたかな??
乾いた”かき餅”は、保存食。ストーブの上で焼くと、プク~って膨れて、とても美味しかったと思います。
また、もう少し小さくして、油で揚げたらおかきのように食べれました。
毎年、この寒さを感じるたびに、そんな幼いころの思い出が出てきます。
そして、曾祖母が「寒い時には寒ないといかん、暑いときには暑ないといかんのよ」と、にこにこしながら話してくれていた笑顔を思い出します。
自然に逆らわず、受け入れて楽しむ。
そんなことが普通だったんですよね。
今日は、ずっとずっと昔の思い出に浸ってみました(^.^)
今は核家族になってしまって、そんな何世代もの家族で住んでいるのは珍しくなっています。
おばあちゃんやおじいちゃんに教えてもらうことのなかには、人として忘れてはいけない大切なこともたくさんあるはず。
それらのことに素直に耳を傾ける、そんな時間を作っていかなくてはいけないな。。。と、思います。
今こそ、大家族の勧めをしなくてはいけないのかもしれないですね。
ツッシーでした