知り合いのある方からお聞きしたことです。
その方は九州出身の女性です。
その方とご主人とのなれそめを教えていただく機会があり、ちょっと感動してしまいました。
その女性とご主人が最初であったのは、ご主人21歳 その女性が19歳の時だったです。
2年ほどお付き合いした結果、ご主人が「今はまだ結婚する気がない」とのことで、お別れすることに。
当時、会社の寮に住んでいた彼女でしたが、その別れ話があった後、寮に帰ろうかと思った時、すでに終電もなく、またお金もまったくもっていない状態だったそうです。
きっと、困惑してとっさに何も持たなくて出てしまったのだろうと思います。
ふと頭によぎったのは、電車への投身自殺。
線路の際まで歩み寄ったそうです。
そのときふと頭をよぎったのはご両親のこと。自殺を思いとどまったのです。
それから、近くのお店で10円を借りて、他に術がなかったのだと思うけれど、別れ話をされたご主人に今の状況を話して寮までは連れて帰ってはもらったそうです。
寮に帰った彼女の様子にお友達がずっとそばにいてくれたとか・・・でも、その辺の様子はあんまりその方は覚えていないそうです。
・・・・・
それから3年たって、彼女も適齢期。そろそろ九州に帰って結婚を考えようかと思いながら、横断歩道にいた時です。
たまたま、仕事で通りかかったのが別れた彼だったのだそうです。
彼女が気が付いたわけではなかったそうですが、その後、寮に彼から電話があったそうです。
その時にいただいた言葉。。「結婚を前提に僕とお付き合いしてください。」
それから21年。彼女はおばあちゃんになっています。
ドラマ見たいですよね。
結婚とは勢いとタイミング。良く耳にするし私もよく話します。
この話を通して、まさに実感したのでした。
ツッシーでした(^^♪