今日届いた、「アール・ド・ビブレ」のVol.09の中に高年初産について 新谷ウィメンズクリニックの 新谷院長先生が教えてくれていました。
まとめてみました。
一般的に35歳以上の初産婦さんのことを高齢初産婦と呼ぶそうです。
その具体的なリスクとは・・・
①妊娠高血圧症(以前に妊娠中毒症といわれていた)
②分娩時のトラブル(微弱陣痛、前期破水、軟産道強靭症など)
③加齢による持病の増加(子宮筋腫、子宮癌、糖尿病、高血圧、など)
④胎児染色体異常について(ダウン症など染色体異常、一般的に35歳で約350分の1、40歳で100分の1と言われる)
以上のように35歳を過ぎてくるといろいろなリスクが高まってきます。ですから、20代で結婚分娩するのが望ましいそうです。
ただ、社会環境の変化などで仕方ない面もあり、また経済的、精神的に安定しているというメリットもある。
高齢主産でも安産の方もたくさんいるので、正しくリスクを理解したうえで、体調管理をして穏やかな妊婦生活を送ることが大切だと書かれていました。
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本来、新しい命を迎えることはとてもうれしいことです。少しでも不安を少なくして、妊娠出産を喜び合いたいものですね。
社会の環境の変化もさることながら、人の体はそれほど大きく変わってはいないのではないかと思います。
妊娠して出産することは、女性だけに与えられた力です。これまでも、これからもそのことは変わらないはず。
本来見つめなくてはいけない、本質を見逃さないように、忘れないようにしていきたいものだと思いました。
ツッシーでした